人を動かす / デール・カーネギー
相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということを覚えておこう。
デール・カーネギー「人を動かす」より
読書メモ
・批判するな
・褒めろ
・メリットを提示しろ
- 相手に興味を持て
- 相手を理解しろ
- 相手の好きなものを理解しろ
- まずはやりたいようにやらせてやる
- 相手の好きなものと組み合わせる
・釣り針には魚の好物をつけろ、自分の好物をつけるな。
まとめ
1)興味をもち、理解しろ
2)批判せず、共感し、褒めろ
3)相手のメリット(好き)を提示しろ
さすれば人は動く。
雑談の一流、二流、三流 / 桐生稔
1)はじめる
・挨拶にツープラス→「こんにちは。ご機嫌ですね。何かいいことがあったんですか?」
・いつでも笑顔を準備
2)広げる
・名前を連呼する
・相違点に興味を持つ
・以前と比較して、今を褒める
・ネガティブには全力励まし
・自慢は全力承認→なぜ話したか考える
・違う意見→相違点に興味をもち質問する
3)盛り上げる
・必ず擬音を使う
・たとえ話をする
・一人二役で演じてみる
・雑談には役割がある①回す人②話す人③聞く人→一流は空いてる役を引き受ける
4)終わらせる
・相手を褒めて終わる→具体的にその雑談の何が良かったか(面白かった、ためになった、勉強になった)を褒める
全体の心構え
・相手に腹を向ける
・自己開示は少しづつカードゲームのように
・ポジティブなオーラをまとって話す
・雑談の見通し→「はじめる」〜「終わらせる」までを明確にイメージしておく、そして繰り返す
・褒められたら「運が良かった」と言う→人への感謝を示す
伝え方が九割 / 佐々木圭一
人は1日22回お願いをする
☆考え方の3手順
願いをそのまま言葉にしない
願いをそのまま口にしない習慣を身につける。
相手のメリットを考える
何かを頼む時は、常に相手のメリットを考える習慣をつける。
願いとメリットを一致させる
一致する共通項を探す習慣をつける。
☆相手を動かす5つのつぼ
相手の好きなこと
・良いイメージのワードを使う
・「ごゆっくり」「できたて」など
相手の嫌いなこと
・悪いイメージのワードを使う
・「匂いが付く」「痴漢を逮捕できました」「ご自由にお捨てください」
決断ではなく、比較させる
・Yes or No ではなく、A or B
承認する
・お願いする前に一回褒める「この前のあれ良かったね、もう一回やってくれる?」
共同でする
・これ面白そうだから一緒にやってみよう。
☆強い言葉を作る5つの技術
サプライズ
・強調させる枕詞「そうだ、京都へ行こう」
ギャップ
・強調させる否定「ノットAバットB」事件は会議室でノット、バット現場で
体の反応
・体の反応を赤裸々に、程度が伝わりやすい
リピート
・大事なことは繰り返す
クライマックス
・マーキングする、ハイライトする「ここが一番大切」
人は話し方が九割 / 松永茂久
話し方(スキル)ではなく、話す環境(関係や前後の雰囲気)作りが最重要である。緊張する状況では誰でも口下手になるし、親しい人とのリラックスした会話は誰でも流暢に喋ることができる。
☆「拡張話法」話を広げる方法5
- 感嘆
- 反復
- 共感
- 称賛
- 質問
中でも「感嘆」はこれまでの10倍のイメージで表現する。演劇部になったつもりで驚く。
☆苦手な相手との接し方
苦手な人とは話さなくて良いし、距離を縮めなくてもよい。
☆相手によって態度を変えるな
目上の人には謙虚に、目下の者に偉そうにするな。常に一定の態度でいることが信頼を勝ち得るうえで効果的である。
☆否定や負け惜しみ、アドバイスはするな
肯定し、称賛し、共感しろ。
以上
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