【日記】2020年6月「キャンプ日誌」

日記

6月某日、Cとキャンプへ。もういつぶりのキャンプになるのかも覚えていない。Cとは2月にS市に行って依頼だ。コロナの影響で外出が制限され、ただでさえ少なくなった仲間と集まる機会がより一層少なくなった。

16:00にCの実家の最寄り駅へ。車で現地に向かう。天候はあいにくの雨。それでもこの日を楽しみにしていた私は、多少の雨でも決行しようと考えていた。現地に到着すると、雨の中テントを張って焚火をするキャンパー達がいた。我々も場所を探してテントを張る。時刻は17:00。明るい時間にテントを張れることなんて初めてかもしれない。

設営を終えて薪を買いにスーパーへ。学生の頃のビデオを久しぶりに見たCが、Kの話をする。天候が優れないので食事は店で済ませることにした。久しぶりのビールと焼き肉。Yの恋愛の話をしながら肉をつまむ。「毎日が最終回、Y」

車で風呂へ向かう。風呂はなぜか高校生だか大学生の団体で込み合っていた。Cの奥さんが30歳の誕生日にプレゼントをくれなかった話を聞く。それから重要性の話に。経理で言う「重要性」の概念。夫にとっての家庭内の重要性の基準値と、妻にとっての家庭内の重要性の基準値をすり合わせなければ、衝突することは必至だ。
家族に時間を投資することの大切さについて、クリステンセンの本の話をした。一見身の内容に思えるコミュニケーションの積み重ねが家族の文化を形成するのだ。そこには惜しみないリソーセスの投下が必要である。

キャンプ場に戻り小雨が降る中焚火台に火をくべる。久しぶりの焚火だ。ビールで乾杯する。Cの職場での話を聞いて久しぶりに大笑いする。日常に潜む非日常。そそり立つ2本のペニス。

朝が早かったからか、BCDが効いたのか、11時だというのにすごい睡魔がやってきた。そのあと焚火を見ながらCと何を話したのか、もうほとんど覚えていない。歯を磨いて火を消して眠った。

翌朝、猛烈な尿意で目覚めると、テントにそそぐ雨音が昨夜よりも激しくなっていた。用を足した後、再び目を覚ました時に雨脚が弱くなっていることを祈って二度寝。体の痛みで目が覚めると時刻は既に9時。雨脚は弱まるどころか激しくなっているようにも思えた。しばらくテントの天井を眺めながら物思いにふけった。俺はいったい何者になりたいのだろう?自分を何者だと思ってきたのだろう?こまごましたものを先に車まで運び、テントをたたむ。タープがあるおかげでずぶぬれにはならずに済んだ。

そのまま温泉に向かう。Cが腹が減ったというので、先に食事をとることにした。モーニングの食パンがうまかった。ちょうどテレビで隣の道の駅のロケが流れていて、従業員が集まってきた。風呂はこじんまりとしていて、泉質もよかった。サウナから上がり、いつものように水風呂で体を冷やしてからベンチに寝そべる。

俺の自己評価はすべて自分の属すコミュニティー内での相対評価だ。俺の属すコミュニティーとは? 地元、バスケ部、アコギ部…以上。何人いる?20人?30人?結婚式に呼んだ友人で全員だ。そんな中での相対評価に一体何の意味があるというだろう?俺はどのような自己評価の元、どこへ向かうべきなのか?

Cがうまいフランクフルトを食わしてやると言って我々はK山のふもとへ向かった。K山ドライブウェイを上り、展望台でフランクフルトを食べる。Cの奥さんの話、結婚したアコギ部連中の話、Cの恋愛遍歴、ナンパした女たち、Cが元カノから誕生日にもらったプレゼント、Cがナンパした女の子に買わせた靴…昔話だ。

車でメガデスを聞きながら家へ送ってもらった。帰りにミニストップでタピオカプリンを買った。うまかった。

終わり

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この記事を書いた人

平成生まれのアラウンド・サーティーです。30歳を迎えるにあたって何かを変えなければという焦りからブログをはじめました。このブログを通じてこれまでの経験や学びを整理し、自己理解を深めたいと思っています。お気軽にコメントいただけますと励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

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