【日記】2010年11月「転入試験を目前にして」

日記

あれから二年がたった。私は××大学××学部に入部し、19歳になった。酒も飲むようになったしタバコも吸うようになった。後一カ月で20歳だ。明日、私は××大学商学部の転入試験を受験する。毎日図書館に通いつめ、新聞をあさるように読みまくった。英語の勉強もした。思いのほか実力が付いたと思う。

私は迷っている。仮にこの試験に合格したとして、転入するべきか、せざるべきか。落ちれば来年は留学したいと思っている。親がそれを承諾してくれるかどうかはわからないが。私は、自分の計画、つまり商学部へ転入して公認会計士の勉強を始めるという計画が根本的なところで破綻しているということに自分で気づいてしまっている。今でも東京という街にあこがれはあるが、二年前と比べればその輝きはほとんどといっていいほど失われてしまった。

ジレンマだ。自分が何を考えどのように生きるべきなのかが、いつまでたってもわからない。燃えるような情熱は、2年経った今でも見つかっていない。そして今後も見つけられそうにない。そんな気がする。俺はつまらない人間になったのか。

そんなわけで、自分の人生がかけられた大きな試験を翌日に控えながら、2年前ほど…自分自身に訴えられる何かがない。すごく気楽だ。楽しんでさえいるかもしれない。こんな心境を自暴自棄というのかもしれない。

とにかく、後悔のないよう、全力を尽くしたい。

以上

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この記事を書いた人

平成生まれのアラウンド・サーティーです。30歳を迎えるにあたって何かを変えなければという焦りからブログをはじめました。このブログを通じてこれまでの経験や学びを整理し、自己理解を深めたいと思っています。お気軽にコメントいただけますと励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

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