7つの習慣 / スティーブン・R・コヴィー
1)主体性
全ては自分の責任だと思うこと。関心がある物事のうち、自分が影響を及ぼせる範囲に集中して労力を注ぐ。
2)終わりを思い描く
自分の葬式で読まれて嬉しい弔事は? その内容が自分の本当の望みを表している。弔事に基づいて自分の中の憲法を作る。その原則を何よりも(家族よりも)優先する。
3)優先事項を明確に
緊急性と重要性のマトリックス
①緊急かつ重要(トラブル締切)
②緊急でないが重要(自己投資)◎ここにフルコミットする
ーーーカットオフラインーーー
③緊急だが重要でない(電話メール)
④緊急でも重要でもない(雑用娯楽)
多くの人間は①と④を往復する生活を送っている。①によって削られた体力や精神力を④で治癒しているのである。しかし重要性のないもの、つまり③と④に時間を割いていたらいつまで経っても目標には到達できない。目標に到達するには如何に②に時間を割くかが大切であり、そのためには綿密なスケジュール管理が必要である。
スケジュールの立て方
1)自分の役割を明確に理解する
弔事を読みに来た大切な人にとっての自分の役割を考える。妻にとっての自分の役割、子供たちにとっての自分の役割、上司としての自分の役割は何か?
2)役割別に一週間単位で目標を書く
夫として妻の話し相手になってあげる。父親として子供たちの遊び相手になってあげる。上司として部下を教育してあげる。
3)「①緊急かつ重要」な案件は委任する
効率よりも効果を考える。「自分でやるほうが効率的だけど、教えたほうがその後の効果が高い」ものは委任するべきである。その際は相手のモチベーションを考え「全面委任」すること。
上記1〜3は個人的成功を掴む方法である。
下記4〜7は対人的成功、つまり真の成功者となるための方法である。
4)Winwinとは?
多くの人間はWin-Loseの取引を仕掛けてくる。1〜3が確立してないと自分を保てずWin-Winを勝ち取れない。Win-Winの関係が築けないなら関係を持たない。Win-Winの取引ができないなら取引しないことを心掛ける。
5)まず理解し、そして理解される
相手を本当に理解したいと思え。
以下の行為は控える。
- 探る
- 解釈する
- 評価する
- 助言する
信頼とは積み重ねるもの
一朝一夕にはいかない
信頼口座を貯めろ。
ひたすら共感しろ。
共感以外するな、共感だけしろ。
相手の気持ちを言葉にしろ。
常に言葉の裏にある気持ち(なんで?)に寄り添う。
6)シナジーを作る
両者の違いを認め、第三の案を創造する。相手を真に理解し、Win-Winの関係を構築し、有益な第三の案を生み出せ。
7)刃を研ぐ
自己研鑽を怠るな。
肉体を鍛えろ。
週3時間運動しろ。
精神を鍛えろ。
心を休めろ瞑想しろ。
知性を磨け。
テレビは一日一時間、週一冊本読め。
社会性を磨け。
信頼口座が減ってる人の名前を書いてみろ。
Think clearly / ロルフ・ドベリ
1)簡単に頼み事に応じるな
5秒迷ったら「断る」
やりたいことなら即決するはず。
能力の輪を出るな
蟹穴主義、自分ができることだけ突き詰めろ。できないことをやっても評判が下がるだけ。
それでは能力が広がらない?→広げる必要は?→チャンスを広げるため?→そんな付け焼き刃でチャンスをつかめるか?→やりたくないならやらなくていい。
尊厳の輪を出ない
やりたくないならやるな。「嫌です」「できません」と言え!
2)本音をさらけ出さない
感情をばらまくな
人は心変わりする生き物、感情に流されると信用されない。
詳しくないこと、興味のないことに意見するな
沈黙や無回答は知性の低さを表すのではなく、むしろ賢さを表す。自身を持って「わからない」と言え。愚者は語り賢者は聞く。
3)情報収集しすぎるな
いらないニュースや情報は排除しろ
現代には情報が多すぎる。その情報は自分に必要か?
信頼できる相手とだけ付き合え
信頼できない相手と付き合って時間を無駄にするな。
アホみたいに本読むな
本当にいい本を何度も読め。
4)大きすぎる夢を持つな
自分にできることだけにフォーカスしろ
勝つことより、負けないことを考える
何かを得ることよりも、避けるべきことは何かを考えろ
Think smart
陶芸家は陶芸家を妬む→近いからこそ妬みが生まれる→得意分野の王者であれ→一番になれる得意分野を見つけろ、それだけやってれば誰も妬まずにすむ
古今東西の成功者の教え
「蟹穴から出るな」
以上
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