ブログを始めて1週間
ブログを始めて1週間経った。
人の役に立つ情報を発信することの難しさを痛感している。
なぜって、役に立つ情報って、当たり前だけど人によって全然違うから。
世の中には本当に色んな人がいる
知ってたつもりではあったけど、こうして真剣に考えてみて改めて思う。
世の中には本当に色んな人がいる。
私の家庭を見ても、家族なのに趣味嗜好が全く違う。
私にとって『役に立つもの』とは、何かを学べたり、後に役に立ちそうであったり、その知識によって誰かに評価されたり、結果的にお金になったり社会的地位が向上したりするものだ。
でもうちの妻にとっての『役に立つもの』はそれとは全く別だ。
妻にとっての『役に立つもの』とは、要するに『なんとなく楽しいもの』でしかないのだ。
うちの妻
妻は二人の子供を育てるために、朝から夜まで付きっ切りで世話をしている。自分の時間などない。
そんな彼女にとってのささやかな息抜きが、スマホで芸能ニュースを見ることと、それを仕事から帰った私に伝えることなのだ。
一日中、まだ言葉の通じない年齢子供の相手をしている妻には『話し相手』がいない。
育休中だから、職場にも行けないし、お客さんと話す機会もない。
本当に彼女は一日、子供相手に、子供の思考に合わせ、彼らが望む母親を演じ続けなければならない。
それはそれは疲れることだろう。
そんな彼女にとって、『役に立つ情報』とは、「もっと育児が楽になる方法」でも、「もっと子供と楽しく遊べる方法」でもない。
子供の世話ばかりで疲れた心を、ふふっと楽しませてくれる『話題』なのだ。
そういう人が、私が想像するよりも遥かに多い。
自分の正解はみんなの正解じゃない
当たり前だけど、自分の正解はみんなの正解じゃない。
とくに私は自他共に認める「マイノリティ」だから、私の正解がみんなの正解で有ることのほうが多分少ない。
そんな私が、ブログを通じて誰かの役に立つ情報など提供できるものだろうか?
できることから始めよう。
この記事での学び
世の中には色んな人がいて、色んな「役に立つ」情報がある。
だから大切なのは、役に立つ情報を提供しようと思った時に、それを誰に向けて発信するのかを明確にすることだ。
でないと、私の発信した情報は世の中の「色んな人」の中に溶けてなくなってしまう。
おわり
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