【学習】誰もが一度は耳にしたことのある36人の有名な哲学者一覧

学習
あいうえお

ソクラテス(BC469-BC399)

時代:古代哲学
出身:古代ギリシア
学派;古典ギリシア哲学
研究分野:認識論、倫理学
主な概念:無知の知、アソテー(徳)、問答法(産婆術)

プラトン(BC427-BC347)

時代:古代哲学
出身:古代ギリシア
学派;プラトン学派
研究分野:修辞学、芸術、文学、 認識論、倫理学、正義、徳、政治、教育
主な概念:イデア、善のイデア、哲人王、夜の会議

アリストテレス(BC384-BC322)

時代:古代哲学
出身:古代ギリシア
学派;逍遥学派、アリストテレス主義
研究分野:論理学、自然学、生物学、形而上学、倫理学、政治学、 修辞学、詩、演劇
主な概念:善、中庸、理性、アイテール、四原因説、三段論法

アウグスティヌス(354-430) 北アフリカ

アクィナス(1225-1274) イタリア(シチリア王国)

ベーコン(1561-1626)

時代:16世紀、17世紀哲学
出身:イギリス(イングランド王国)
学派:ルネサンス哲学、イギリス経験論
研究分野:自然哲学形而上学、数学、論理学、神学、宗教哲学
主な概念:知は力なり、イドラ

デカルト(1596-1650)

時代:17世紀哲学
出身:フランス
学派:合理主義哲学、基礎付け主義
研究分野: 形而上学認識論、数学
主な概念:方法的懐疑、実体二元論、我思うゆえに我あり、直交座標系

ホッブス(1588-1679)

時代:17世紀哲学
出身:イギリス(イングランド王国)
学派:社会契約、古典的現実主義、経験論、決定論、唯物論、倫理的功利主義
研究分野:政治学、歴史哲学、倫理学、数学・幾何学、自然哲学
主な概念:社会契約伝統、自然状態における生「孤独、貧困、不快、粗暴、短い」、自由意志論

スピノザ(1632-1677)

時代:17世紀哲学
出身:オランダ
学派:合理主義哲学、理神論、汎神論、啓蒙思想、スピノザ主義
研究分野:倫理学、 認識論形而上学、ヘブライ語分法
主な概念:万有内在神論、汎神論、決定論、中立一元論、心身平行説、知性と信教の自由、政教分離原則、国家・権力、社会契約、情動、能産的自然・所産的自然

ロック(1632-1704)

時代:17世紀哲学
出身:イギリス(イングランド王国)
学派:イギリス経験論、社会契約、自然法
研究分野: 形而上学認識論政治哲学、心の哲学、教育哲学、経済学
主な概念:タブラ・ラーサ(経験論における白紙の状態)、モリヌークス問題、「被統治者の同意に基づいた政府」、自然状態:生命の権利、自由と財産権

ヒューム(1711-1776)

時代:18世紀哲学
出身:イギリス
学派;スコットランド啓蒙主義(啓蒙思想)、自然主義、哲学的懐疑主義、経験論、道徳感覚学派、古典的自由主義
研究分野: 認識論形而上学、倫理学、美学、心の哲学、政治哲学、宗教哲学、古典派経済学
主な概念:因果性の問題、帰納、Bundle theory、観念連合、ヒュームの法則、効用、人間の科学

ルソー(1712-1778) 

時代:18世紀哲学
出身:フランス
学派;百科全書派、社会契約説、ロマン主義
研究分野:政治哲学、音楽理論、言語の起源、教育哲学、文学理論、自伝、植物学
主な概念:一般意志、自己愛、自尊心、人間本性、児童中心主義教育、市民宗教、自由主義思想史における積極的自由

カント(1724-1804)

時代:18世紀、19世紀哲学
出身:ドイツ(プロイセン王国)
学派:カント主義、啓蒙思想(啓蒙時代の哲学)、ドイツ観念論
研究分野: 認識論形而上学、倫理学、宇宙進化論
主な概念:超越論的観念論(超越論哲学)、物自体、批判哲学、アプリオリ、ヌーメノン、「あえて賢明であれ」、定言命法、仮言命法、目的の王国、実践理性の優位、星雲説

ヘーゲル(1770-1831)

時代:18世紀、19世紀哲学
出身:ドイツ
学派:ドイツ観念論 、絶対的観念論、客観的観念論、ヘーゲル学派の創設者、歴史主義
研究分野: 形而上学自然哲学、歴史哲学、政治哲学、法哲学、論理学、美学、哲学史
主な概念:絶対観念論、ヘーゲル弁証法、主人と奴隷の弁証法、弁証法的止揚、精神、人倫、「真理は全体である」、「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」

ミル(1806-1873)

時代:19世紀哲学
出身:イギリス
学派;経験論、功利主義、自由主義
研究分野:政治哲学、倫理学、経済学、帰納・論理学、科学哲学
主な概念:パブリック領域・プライベート領域、自由主義、初期リベラル・フェミニズム、危害の原理(他者危害排除の原則、愚行権)、ミルの方法

キルケゴール(1813-1855)

時代:18世紀、19世紀哲学
出身:デンマーク
学派;デンマーク黄金時代、大陸哲学実存主義、実存療法
研究分野:美学、キリスト教、キリスト教神学、 認識論、倫理学、 形而上学 、宗教哲学、詩、心理学
主な概念:不条理、不安、絶望、本来性、実存的危機、実存主義、単独者、例外者、存在、信仰の騎士、信仰の跳躍、現代

マルクス(1818-1883)

時代:19世紀哲学
出身:ドイツ(プロイセン王国)
学派;大陸哲学唯物論、科学的社会主義、共産主義、若いころは青年ヘーゲル派
研究分野:自然哲学唯物論、歴史哲学、倫理学、社会哲学、政治哲学、法哲学、経済学、各国の近現代史、政治学、社会学、資本主義経済の分析
主な概念:弁証法的唯物論、史的唯物論、疎外、労働価値説、階級闘争、剰余価値の搾取、価値形態

パース(1839-1914)

時代:19世紀哲学
出身:アメリカ
学派:プラグマティズム
研究分野:論理学、数学、統計学、哲学、言語学、実験心理学
主な概念:記号学, タイプとトークンの区別、プラグマティズム

ジェームズ(1842-1910)

時代:19世紀、20世紀哲学
出身:アメリカ
学派;:プラグマティズム、機能心理学、根本的経験論
研究分野:プラグマティズム、心理学、心の哲学、宗教哲学、 認識論 、意味論
主な概念:信じる意志、根本的経験論、ジェームズ・ランゲ説、心理学者の誤謬

ニーチェ(1844-1900)

時代:19世紀哲学
出身:ドイル(プロイセン王国)
学派:大陸哲学ドイツ観念論、形而上学的主意主義、Weimar Classicism、反基礎付け主義、実存主義
研究分野:美学、倫理学、 形而上学 、ニヒリズム、心理学、存在論、詩、価値の理論、悲劇、無神論、主意主義、事実と価値の区別、反基礎付け主義、歴史哲学
主な概念:アポロとディオニュソス、超人、ルサンチマン、力への意志、「神は死んだ」、永劫回帰、運命愛、畜群、チャンダラ、「最後の人間」、遠近法主義、君主-奴隷道徳、価値の再評価、肯定

フロイト(1856-1939)

時代:19世紀哲学
出身:オーストリア
学派:フロイト派心理学
研究分野:医学、神経学、精神医学、精神分析学、精神病理学、心理学
主な概念:自由連想法、無意識研究、精神分析学を創始し、後の心理学や精神医学の発展に影響

ソシュール(1857-1913)

時代:19世紀、20世紀哲学
出身:スイス
学派:構造主義、記号学
研究分野:言語哲学、言語学、記号学
主な概念:シニフィアンとシニフィエ、ラングとパロール、通時言語学と共時言語学、喉音理論

ベルクソン(1859-1941)

時代:19世紀、20世紀哲学
出身:フランス
地域:西洋哲学
学派:大陸哲学、フランス・スピリチュアリスム
研究分野: 形而上学認識論 、言語哲学、数学の哲学
主な概念:持続 1927年ノーベル文学賞

フッサール(1859-1938)

時代:19世紀、20世紀哲学
出身:オーストリア
学派:現象学
研究分野:認識論存在論、数学の哲学
主な概念:現象学、エポケー、ノエマ・ノエシス、現象学的還元、過去把持と未来予持、生世界、前反省的自己意識、超越論的主観論、物理主義(物理学)的客観主義への批判、後からの覚認、原信憑、現象学的記述など

ハイデッガー(1889-1976)

時代:19世紀、20世紀哲学
出身:ドイツ
学派:現象学、神学、解釈学、実存主義大陸哲学
研究分野:現象学形而上学存在論、ギリシア哲学、ソクラテス以前の哲学者、言語哲学、技術の哲学、美学
主な概念:存在、時間、存在論的差異、現存在、ゲシュテル、存在神学、脱自、放下、存在忘却、性起

ウィトゲンシュタイン(1889-1951)

時代:20世紀哲学
出身:オーストリア
学派:分析哲学、言語論的転回、論理的原子論
研究分野:論理学、 形而上学 、言語哲学、数学の哲学、心の哲学、認識論
主な概念:言語の写像理論、真理関数、事態、論理的真実・論理的必然性、意味の使用説、言語ゲーム、私的言語論、家族的類似、規則遵守、生活形式、ウィトゲンシュタインの信仰主義、反実在論、ウィトゲンシュタインの数学の哲学、日常言語の哲学、理想言語分析、意味の懐疑論、記憶の懐疑論、意味論的外在主義、キエティスム

バタイユ(1897-1962)

時代:20世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学実存主義、神秘主義
研究分野: 形而上学認識論 、死、存在論、性の哲学、エロティシズム、罪、犯罪、悪、文学、文学理論、社会哲学、倫理学
主な概念:犠牲、悪、性、エロティシズム、死、至高性、連続性、不連続性、一般経済、限定経済、普遍経済、消費、蕩尽、浪費

サルトル(1905-1980)

時代:20世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学実存主義現象学、解釈学、西欧マルクス主義、アナキズム
研究分野: 形而上学認識論 、倫理学、意識、自意識、文学、政治哲学存在論
主な概念:悪しき信念、「実存は本質に先立つ」、無、「地獄とは他人である」、状況、1964年ノーベル文学賞辞退

メルロ=ポンティ(1908-1961)

時代:20世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学実存主義現象学、西欧マルクス主義、 構造主義ポスト構造主義
研究分野:心理学、身体化された認知、 形而上学 、知覚、ゲシュタルト心理学、 認識論 、美学、西欧マルクス主義
主な概念:知覚の現象学、匿名の集合、運動的志向性、世界の肉、「知覚する心は身体化された心である」、キアスム、浸透

アーレント(1906-1975)

時代:20世紀哲学
出身:ドイツの女性哲学者
学派:大陸哲学実存主義現象学、生の哲学、共和主義
研究分野:政治哲学、近代性、歴史哲学
主な概念:工作人、労働する動物、「労働」と「仕事」の区別、悪の陳腐さ、「活動的生活」と「観照的生活」の区別、権威、出生

レヴィナス(1906-1995)

時代:20世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学実存主義現象学
研究分野: 形而上学認識論存在論、倫理学、タルムード
主な概念:The Other、The Face

レヴィ=ストロース(1908-2009)

時代:20世紀、21世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学、フランス現代思想、フランス社会学派、構造主義
研究分野:哲学、社会人類学、文化人類学、民俗学、アメリカ先住民、親族関係、神話学、倫理学、言語哲学
主な概念:二項対立、限定交換、一般交換、互酬性、構造、構造変換

ラカン(1901-1981)

時代:20世紀、21世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学、精神分析学、構造主義ポスト構造主義
研究分野:精神分析学、 認識論 、セクシャリティの哲学、倫理学
主な概念:鏡像段階、現実界・象徴界・想像界、欲望のグラフ、父の名、大文字の他者、対象a

フーコー(1926-1984)

時代:20世紀、21世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学ポスト構造主義、談話分析
研究分野:思想史、 認識論 、倫理学、政治哲学、文学の哲学、技術の哲学
主な概念:生政治、規律訓練の制度・施設(規律訓練型権力)、談話分析、ディスクールの形成、装置、エピステーメー、系譜学、統治性、ヘテロトピア、限界の体験、知と権力、パノプティシズム(監視社会、パノプティコン)、主体化

デリダ(1930-2004)

時代:20世紀、21世紀哲学
出身:フランス
学派:大陸哲学ポスト構造主義、脱構築、解釈学、現象学、デリダ派
研究分野:現象学、解釈学、 形而上学 、言語哲学、文学理論、美学、倫理学、社会哲学、教育哲学
主な概念:脱構築、差延、散種、男根ロゴス中心主義、エクリチュール、痕跡、現前の形而上学、挿入

サンデル(1953-)

時代:20世紀、21世紀哲学
出身:アメリカ
学派:コミュニタリアニズム
研究分野: 認識論 、倫理学、政治、道徳、政治哲学
主な概念:共通善

→次の記事【学び】哲学に関連する学問、理論、主義のまとめ

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この記事を書いた人

平成生まれのアラウンド・サーティーです。30歳を迎えるにあたって何かを変えなければという焦りからブログをはじめました。このブログを通じてこれまでの経験や学びを整理し、自己理解を深めたいと思っています。お気軽にコメントいただけますと励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

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