2015年 ××月××日 月曜日
今年もこの日がやってまいりました。免色歩25歳…無職です。ダメージが大きいのでまずは勉強のことから書こうと思う。とりあえず印を卒業して、一発目の短答に落ちた。当たり前といえば当たり前の話だ、やっぱり俺は勉強しなかった。これは今年に入ってようやく気が付いたことではあるが、それはいわゆる「脳がやられちゃってる状態」なのだ。そこに気が付くことができなかった。9月に専門学校に入ってから、生活は改善したかのように思えた。しかし、自分で蒔いた種というべきか、俺の周りの人間関係がその行く手を阻んだ。残り1か月を切ってから、俺は25年生きてきてやっと本気を出した。生まれて初めて本気を出した。でも今考えれば、あれは本気を出した気になってるだけだった。25年間で一度も本気を出したことのない人間がしょっぱなでまともな本気を出せるわけがないのだ。火薬はとうにしけている。自分としてはぶっ放してやったつもりだったが、やっぱり至らない点がたくさんあった。もっと効率的に今の環境を最大限生かした戦い方ができたはずだ。一週間前からようやく専門学校に復帰し、そこでようやくまともな勉強ができた。本番二日前でやっと点と点が線になって全体の輪郭を浮かび上がらせた、かのように思えた。ラスト一日まで全力で駆け抜けた。そして戦いに敗れた。60点、何をどうやっても合格に届くことのない点数。確かに模試で32点をたたき出した男にしてはよくやった。俺が生まれて初めて出した本気は実を結ぶことはなった。
気が付けば25歳、デッドラインだ。あれから6年。日商簿記さえ持ってない。ふざけているのか?これは本当に笑うしかない。というか完全に向いてない。適性がない。でもそんなこと、高校の頃からわかってることだ。今一度確認しておこう。この適性ゼロの状態で、会計士になることができたら、俺は無敵だ。冗談抜きでなんだってできる。ゼロを1にすることができるのだから。収穫は多かった。何せ本気を出したのだから、そして最後まで諦めなかったのだから。本当に一歩ずつではあるが、俺はちゃんと前進できている。人間的な成長は言うまでもない、俺は確実に年を追うごとに豊かな想像力を培っている。歳を重ねるごとに賢くなっている。好奇心もとどまるところを知らない。だからそいつは今は置いておこう。
問題なのは会計士としての、社会人としての資本主義的センスをいかに養えたかだ。俺が社会人として生きていく自信を得るために選んだ会計士、他とは目的もモチベーションも全く別物だ、比べようがない。自分のペースでいいのだ。一歩ずつでいいから、自分にはそれができると証明して見せてくれ。俺はこの戦いを終わらせなければ、何物にもなれない。
今年は本当にいろんなことがあった。20代で一番濃い1年が出てしまったのかもしれない。
1月 京都旅行。NさんからLINE
2月 Nさんに会いに行く。バイト先新年会。
3月 Nさん玉砕。院卒業、無事ニートへ。
4月 Tの上京をサポート、Kタン事件、この間映画を見まくる
5月 マイクラにはまる。試験4日前にやる気がぶっ飛ぶ
6月 カフェに通い本を読みまくる。神宮に通い出す。
7月 キャンペーン開始、本気出す。はじめてのFujiRock。
8月 Mちゃんと出会う。
9月 専門学校が始まる。インポになる。
10月 Mちゃんと付き合う。NさんからLINEが…
11月 恋愛パズルが動き出す。くそ禿げる。
12月 落ちる
もう正直何から書いていいかよくわからない。時間ができたら、ゆっくり説明しよう。