【日記】2012年「誕生日」

2年ぶりに手書きの日記を書こうと思う。今日は免色歩、22歳の誕生日である。12時ごろに起床し、昼食のような朝食をとり、母親から送られてきたプレゼントのダウンコートを試着し、今日は何を着ていこうとあれこれ悩んで1時間遅れで専門学校へ行った。会計学の論文基礎答練を受け、租税法のレクチャーをうけてから嵐のライブ終わりのビッチどもに囲まれ電車で帰宅したのが10時半ごろ。風呂に入りビールを飲みながらアメトーークを見ているとJが来る。Slashの絵が描かれたケーキを二人で食べ、奴の大学でのエヴァンゲリオンにまつわる話を聞きながら、こいつも少しはまともになったなと安心して今に至る。2日後には有名私立大学の大学院試験が控えている。

1週間前には会計士試験の短答式試験があった。1年半も勉強したにも関わらず、全得点のわずか32%という情けない結果に終わった。2年前に公認会計士の勉強を始めるために転部を決意し、そのために大学の選抜試験を受け、専門学校に通い勉強をした、1年半もだ。その結果が32%。この半年の俺の生活はすべて手帳に記録してある。32%は納得の数字である。半年間の俺が自由に使えた時間のうち、勉強に費やした時間はむしろ32%以下であろう。そういう生活をしていた。専門学校に通い始めた時はあれほどやる気に満ちていたというのに。今では朝起きることさえできなくなっている。これは退化以外の一体何だというのだ。

そうであったかもしれない理想と、そうでなかった現実。俺は思えば4年前のあの時からずっとこの狭間で苦しみ続けてきた。それを払拭できるのが有名私立大学院合格であり、会計士試験合格、ひいては大手監査法人への就職である。

これ以上苦しみたくないのなら、俺は今やるべきことを今やるしかほかに道はない。なぜなら今こうしていられるのは自分の力ではないからだ。自分らしく生きたいと望むのであれば、まず自分の力で生きられるようにならなければならない。

そのための勉強であり、訓練である。

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誕生日日記
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この記事を書いた人

平成生まれのアラウンド・サーティーです。30歳を迎えるにあたって何かを変えなければという焦りからブログをはじめました。このブログを通じてこれまでの経験や学びを整理し、自己理解を深めたいと思っています。お気軽にコメントいただけますと励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

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