作家の作家たる所以「筋書自体にそれほど動きがなくても、ディテールで物語を完成できる力」
試み①「全部の章を、一言でまとめるとどうなるか?」
起)
①導入
②奈保子との出会いは小学校4年の時だった。
③彼女に恋し、その恋を忘れられずにいた。
④高校でも出会いはあったが、奈保子は特別だった。
④-2大学でも出会いはあったが、奈保子は特別だった。
⑤成人式で再開し、彼氏がいることを知った。
承)
⑥自分も前に進むため、彼女を作った。
⑦彼女との生活は幸せだが、奈保子を思い出す。
⑧成人式から2年後、気持ちを整理するため奈保子と再開。
⑨夏、自分の中の奈保子への気持ちを認識する。
⑩志帆と別れるが、奈保子には振られる。
⑪奈保子から連絡があるが、再び振られ怒る。
転)
⑫友人の紹介で撃沈する。
⑬キャンペーンを開始する。
⑭彼女ができるが、奈保子から連絡があり、志帆に相談する。
結)
⑮明日雨が止んだら出かけよう。
試み②「この物語を一言でまとめるとどうなるか?」
「奈保子が好きで、その気持ちに決着がつけられず、自分を含め色んな人を傷付けた」
試み③「村上春樹の恋愛小説の章分け」
どのようなテンポで書くと心地よいか?
上記から導かれる理想の流れと文字数
以上